イタリアルネッサンスの時代に活躍した有名な3大巨匠は
ラファエロ・サンツィオ
この3人は信じられないくらいの大天才です
本当にこれは人間が制作したものなの??と疑いたくなるくらい
特にミケランジェロの作品は凄まじく
システィーナ礼拝堂の天井画はとんでもない作品です!
内容は、
・聖書「創世記」:神様が天地創造した場面~ノアの物語
・12人の預言者と巫女
・ペンデンティヴ(建築構造の名称)部分:ユダヤ人救済に関連する、聖書のエピソード
・キリストの祖先たち
・イニューディ(青年裸婦像)
と様々なテーマでとっても盛りだくさん!
まず、13.7m×12mもの巨大壁画をほとんど一人で制作したこと
製作開始の時の年齢はなんと60歳!
これをたった4年ほどで完成させたのです!
しかも天井画なので常に上を向きながらの長時間の制作!
おそらく絵の具もポタポタと顔に落ちてきていたでしょう
現在の60歳が行ったとしてもこれは地獄のような作業
とんでもないバイタリティ!!
この壁画に描かれた人物は400人もいます
400人それぞれが違う動き、違う表情をしています
それを描き分けていること
特にミケランジェロの描く人物はみんな筋肉隆々で
とても存在感があります
当時イル・ディヴィーノ(神のような存在)のミケランジェロ
と言われていたそうです
納得。。。
もう一つ私が思うところは
実はミケランジェロは自身を彫刻家と言っています
彫刻こそが至上の芸術
絵画のことはたいそうバカにしていたそうです
どんな想いで天井を見上げて描いていたのかなと思ったりします
相当の屈辱とともに描いたと一般的には言われています
それとも聖書の有名な一節を描いた大作を手掛けたことを光栄だと思っていたのか
是非ミケランジェロさんに聞いてみたいです
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!